リウマチ科について
リウマチ科とは、リウマチ性疾患に対し、薬物治療、外科治療、リハビリテーションなど集学的治療を行う診療科です。リウマチ性疾患と一口に言っても、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、ベーチェット病、血管炎症候群、抗リン脂質抗体症候群などの膠原病と関節リウマチとがあります。当院では特に関節リウマチの治療を主として行っております。
関節リウマチについて
関節リウマチの症状
関節リウマチは年代を問わず発症しますが、特に30~40歳代の女性に多く見られます。基本的には、手や足指の関節が腫れるのが特徴です。症状が重い場合は、膝関節や股関節などに水が溜まって、十分に動かせなくなったり、強い痛みを生じたりします。朝起きた時などにこわばるのを感じるレベルから、日常生活に支障をきたすケースまで、症状の出方が幅広い傾向にあります。
関節リウマチの治療
関節リウマチは早期診断・早期治療が大切です。基本的には、生物学的製剤などを利用した薬物療法を中心に、リハビリテーション・理学療法を組み合わせていきます。ただ、症状が進行している場合(指の仲筋腱が断裂しているなど)は、手術が必要になるケースもあります。
診療内容
日常生活を取り戻せるように、
リハビリテーションを行っています
自宅で介護療養を必要としている方(介護認定を受けられた方)のために、リハビリテーション、入浴、レクリエーション、食事の提供などを行っています。日常生活を取り戻せるよう支援します。